ちょっとスピリチュアル…かもしれない

メインブログの中から、スピリチュアル色のある記事を抜き出しました。なにかの専門家ではありません。日常の中で感じることを淡々と綴っています。数秘術やオラクルカードにはちょっと興味があります。

 

不思議は次元のレイヤーを越えて存在する

 

不思議を愛する家でした

 

うちの家族は昔からわりと「見えない世界」に関心がある家族でした。

 

かのオウムの地下鉄サリン事件を初めとする一連の事件が起きるまでは、テレビでも結構そういう話題を取り上げていたんですね。当時よくお見かけしたのは宜保愛子さんでした。

 

宜保さんの霊視&除霊番組とか、あの方はごく普通の主婦って感じの方でしたけど…。

 

宜保愛子 - Wikipedia

 


父は丹波哲郎さんの「大霊界」とかよく読んでいました。のちに江原啓之さんの本も二人で読んでましたけど… (^_^;)

 

90年代になって「ワンダーゾーン」というテレビ番組があって、関口宏さんの司会でしたが、内容がわりとスピリテュアル寄りで個人的には面白かったですね (^_^;)

 

ワンダーゾーン - Wikipedia

 

そういう番組や雑誌「ムー」などをもっぱら見ていたのは母と私でした。
マクモニーグルさんの透視とかもありましたっけ。

 

でも私は昔からUFOとか宇宙人とかいう話題には関心がなく、女性向けの占いや心理分析などを記事にした「エルフィン」という雑誌を愛読していました。執筆陣も早々たるメンバーでした。

 

エルフィン - Wikipedia

 

楽しんでいたわりと、どこか冷静で並行して「Newton」あたりの科学雑誌も読んでいたので、どこかに「検証する」頭があったのかなあ?と思います。個人的な視覚や聴覚のみに感じ取れるだけでなくて、物理的に働きかけるもの、という要素があると、現実味を帯びてきます。

 

 


亡き父の話


父亡きあと、母も私もなんらかの原因でひどく落ち込んでいた時に「もう駄目だわ、死にたいわ」と言った途端に、それまで静かに燃えていた仏壇のロウソクが一気に十数センチの高さに燃え上がり(もちろん風はありません)「これ、パパかな?」「パパやな。心配したはるわ」「パパ、ごめん!私ら頑張る!!」と叫んだ途端に炎が小さくなった、とかね。これは物理的に作用しているな、と思ったので、間違いないな、と確信した次第です。

 

それから、このエピソードも。

 

 

 

忘れもしません。父が亡くなった翌月、2009年の11月ですね。

 

主治医の先生の指導で、アルコールを抜くために、アルコールのかわりになるセルシンという薬を使って、徐々に減らすことをしている最中でした。小雨が降っているのに、弟がいなくなりまして。待っても帰ってきません。ちょうど伯父が自転車で行きそうなところ(ホームセンターとか)を捜してくれたんですが、手がかりなし。

 

悩んで警察に電話したら、「そういうケースでしたら早めに捜索願いを出した方がいいかもしれませんね。全国対象ですしね」と言われました。私思わず、仏壇に向かって「パパ!お願い!捜して!」と叫んでしまいました。

 

そのままタクシーに飛び乗って、私は警察署に行ったことがないので、運転手さん任せでしたが、その道の途中、これは自分でも驚いたんですが、なんでこんなところに?という道を弟が歩いているのを後ろ姿で見つけました。

 

「止めてください!」「危ない危ない!道の真ん中(汗)」運転手さん焦る。…捉まえました。濡れてるし、靴は片方ないし(裸足)ぼーっとしてるし。

 

「すみません。Uターンして自宅までお願いします」「見つかったんですか?よかったですね」運転手さんびっくり顔でした。で、家まで連れて帰ってもらって、すぐにまた仏壇に向かって「パパ!ありがとう!!」と叫んで大泣きしました。

 

父もまだ肉体を離れてあんまり経ってなかったから、なんとかしようと手伝ってくれたんだと思います。

 

 

 

haruusagi-kyo.hateblo.jp

 

 


ご先祖様


昔の話ですが、私と同じ年の従姉が大学生だったころ、扁桃腺炎で高熱をだして一人で寝ていたとき、そばに着物姿の女性が座って「Aちゃん、可哀想に。楽にしてあげような」とおでこに手をあててくれて、「あなたは誰ですか?」と尋ねると「私はさよ、と言いますね」という返事。そのままうとうとしたらその人はいなくて、熱が下がっていた。

 

不思議に親しみを感じた従姉は過去帳を調べてみたんですね。母の実家はお寺から調べると平安時代くらいまで遡れるらしいです。

 

で、調べるとちょうど明治の初めごろにその「さよ」さんという名前があったんだそうで、写真があるわけじゃないけど、従姉は「この人や」と確信したそうです。昔の過去帳は初めて見たけど、本当にその人の名前があった、というのは、もしかしたら守護されてたのかもなあ、と私は思っています。

 

 


震災絡みでたくさんの物語がありました

 


金菱先生のゼミの学生さんたちが震災後の話を聞き書きされているシリーズ。

 

呼び覚まされる 霊性の震災学

呼び覚まされる 霊性の震災学

 

 

 

ここに出てくるタクシードライバーの話で、これもひときわ心に残るものがあります。

 

恋人の家に向かうように頼んだ冬服の青年。(もう夏なのに)「これを渡さないと…」と指輪を大事そうに持っています。「お客さん、あのあたりは流されてなにもありませんよ」というと「それじゃあ、僕はやっぱり死んだのか…」とつぶやいて姿を消した青年。

 

ドライバーが後ろを見ると指輪のケースが置かれていた。ドライバーはそれを大切に預かっている。もういちどあの青年が乗ってきてくれたら、返したいと願っている…。


これも「指輪」という「モノ」がはっきり残っているわけですね。思わず次元のレイヤーを越えちゃった、という感じで…。こういうのが私にとっての「ほんもの」なんです。

 

そういうものを捜して、脳の本やら量子論にまで手を伸ばしてしまう私でした (^_^;)

 

 

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