早世した伯父夫婦
私は運命思考が強い人間なので、子供のころからごく当たり前に「肉眼では確認出来ない世界とそこにいる存在」を感じてきました。
見えない世界については、もともと自分の家族だった人、ご先祖だとかそういう人たちがもっとも想像しやすく、また身近でした。そういう親族にまつわる話です。
私には3歳年上の従姉がいます。ずっと銀行で働いていて定年退職していまも独りで暮らしているとは思いますが。従姉Tちゃんの兄Sちゃんは仕事の関係で他府県で家庭を持っていました。
ずっと官舎住まいで、新しく自分の家を買って引っ越して、独立して税理士の仕事をしたいと伯父は言っていました。そういう伯父が病に倒れたのは60歳の時でした。まったく喫煙もしないのに肺ガンでした。伯父は入院し、せっせと病院に通っていた伯母(母の姉)ですが、やがて伯母もまた病に倒れました。すでに肝臓に転移した結腸ガン。伯父のことで気を取られて発見が遅れたのかもしれません。
夫婦は同じ病院に入院し、病室から病室へ行き来が普通になりました。あまり長い闘病ではなく、伯父が早春の3月に亡くなり、わずか3ヶ月後に伯母もあとを追うように逝きました。わずか56歳でした。従姉は3ヶ月の間に両親を失いました。
Tちゃんの危機
ある冬の夜のこと、他府県のSちゃんからうちの母に電話があって、Tちゃんの様子がなんだかおかしい、申し訳ないけれども見てきてもらえないだろうか?というお願いをされました。
母はすぐに近所の伯父に電話をかけて、伯父の車で伯母もいっしょにTちゃんの家に走りました。近所のおじさんに鍵を借りて入ってみると、まっくらな2階の部屋のベッドで、ぼんやりとTちゃんが無言で座っていました。
話しかけても反応がないので、母と伯父は救急車を呼んで、Tちゃんは緊急入院しました。
検査の結果、インフルエンザのウィルスが脊髄に入ったインフルエンザ脳症で、生命が助かるかどうかわからない、助かる確率は3割程度、仮に助かっても後遺症が残るだろう、と言われました。
私の感覚では当時のわが家の仏壇はほぼ「どこでもドア」だったので、亡き伯父と伯母にTちゃんのことを助けてあげて、と熱心に祈りました。母はバスだと結構時間がかかる病院まで頻繁に通っていました。私も時々のぞくと(当時働いていたので)ちびまるこちゃんの漫画を読みながら療養しているTちゃんがいました。脊髄穿刺は痛いらしいですが。
Tちゃんは結構長くICUにいましたが、トータル2ヶ月入院してやっと退院することが出来ました。30%のいきのびる確率を得て、しかも奇跡的に後遺症はまったく残らなかったのですね。これはもう亡き伯父と伯母のおかげだと私は思って2人にお礼を言いました。Tちゃんは当然自分でもお墓参りしたと思います。
さっき相当時間が経ちましたが、「あれ、私はやっぱり伯父と伯母の力だと思うんですが、どうでしょう?」と私の守護霊さんにお聞きしたら、「そうですね。それとTちゃんの守護霊さんのおかげですね」とのこと。ありがたいことです。
この世で肉体を持って生きるのは結構奇跡だと感じています。さりげなくサポートしてもらっている力は確かに存在すると思います。神様も守護霊さんもご先祖さんも(^^)
おまけですが、私のコロナワクチンの件も計らってくださいましたね?と確認すると、肯定されたので、それのお礼も言っておきました(^^;) ありがとうございます(^^)
ああ、でもまだ寝込む時間がながくて、全然他の方への慰霊のあれこれが出来ていない(;_;)
すいません。